Burpを起動すると必ず、起動ウィザードが表示されます。ここにはさまざまな起動オプションがあり、特に、作業するプロジェクトと、使用する設定を選択します。Burpを初めて起動したときには、ライセンスのアクティベーションも求められます。
ライセンスのアクティベーションが完了したら、起動ウィザードの最初のステップとして、作業するBurpプロジェクトを選択または作成します。使用しているBurp Suiteのエディションに応じて、次の選択肢があります:
別のBurpインストールで作成された既存のプロジェクトを開いた場合、プロジェクトの完全な所有権を取得するかどうかプロンプトが表示されます。
プロジェクトファイル内には、プロジェクトに関連付けられた識別子が保存されており、それを使ってBurp Collaboratorの通信を検索します。2つのBurpインスタンスで同じ識別子を共有し作業すると、Collaboratorベースの診断項目を見逃す、または正しく報告されない可能性があります。他のBurpインスタンスがそのプロジェクトで作業していない場合のみ、他のBurpインストールからプロジェクトの完全な所有権を取得してください。
スタートアップウィザードの次のステップは、プロジェクトに使用する設定ファイルの選択です。設定ファイルは、ユーザやプロジェクトの設定など、Burpのさまざまなカスタム設定を保存するために使用されます。たとえば、作業している各クライアントに合わせてさまざまなプロジェクト設定を調整した、固有の設定ファイルを用意できます。また一部のバグバウンティプログラムでは、プロジェクトの正しいスコープを自動的に設定するためのBurp設定ファイルを提供しています。
Burpを使い始めると、最初はデフォルトの設定を使うことになるでしょう。さまざまなオプションに慣れてきたら、自分用の設定ファイルを保存して、他のプロジェクトで再利用してもいいでしょう。
プロジェクト設定を、次のオプションから選択できます: