結果ウィンドウには、実行したテストのすべての詳細情報があります。
サマリータブは最初に見る場所で、サンプルのランダム度に関する全体的な結論が得られます。それぞれの有意水準を上回る、有効エントロピービット数を示すグラフがあります。これにより、さまざまな有意水準において、テストに合格する可能性のあるビット数を直感的に判断できます。
サンプル数に基づく、結果の信頼性の推定値も報告します。
文字レベル分析タブは、文字レベルのテストすべての結果概要を表示し、各文字レベルテストの詳細が深掘りできます。また、各位置の文字セットのサイズや、各文字位置が影響するエントロピービットの最大数を示すグラフもあります。
サンプル数と比較して使用されている文字セットのサイズが大きすぎる場合、文字レベルのテストには信頼性がないことに注意してください。たとえば、トークンの各文字位置に64種類の文字が使われていて、サンプルが100個だけの場合、文字分布について信頼性の高い結論を出すために十分必要なサンプルデータにはなりません。このため、結果にリスクがある場合、Burp Sequencerは自動的に文字レベルのテストを無効化し、文字レベルの結果によって全体的な分析結果が損なわれることを防ぎます。
ビットレベル分析タブは、ビットレベルテストすべての結果概要を表示し、各ビットレベルテストの詳細が深掘りできます。サンプルの特性についてのより深い理解を得られ、異常があった場合の原因を特定や、トークンを予測できる可能性が評価できます。
各文字位置が影響するビット数を示すグラフもあります。これにより必要に応じて、トークン内の個々のビットを元の文字位置に戻せるようになります。
分析オプションタブは、分析のために設定されたオプションを表示しています。これらを変更し、必要な場合は分析をやり直せます。